言の葉の壁

♡2017年映画2作目♡

ジャンル 青春 ラブロマンス アニメ

媒体 Hulu  

前日に映画館で観た「君の名は」が良かったので同じ作者の作品を観てみたよ。前々からHuluにあって気になってたしね♪ 

劇場アニメーション 『言の葉の庭』 (サウンドトラックCD付) [Blu-ray]

posted with amazlet at 17.01.17

東宝 (2013-06-21)
売り上げランキング: 329

Amazon.co.jpで詳細を見る

高校1年生の男性と27歳の女性が主人公。雨の日に新宿御苑でなんとなく同じ場所にいて、それぞれのことやってて、ある日少しだけ話したことがきっかけで仲良くなって。

純愛だった(^^) 新海誠さんは純愛を描きたいゆだろうなぁ。すごく綺麗なストーリーだった。 みんな、歳や身分なんて関係なく、素敵な関係を築けたらいいのにな。あぁ、こんな物語に触れると心が洗われるような気がする。純粋に夢を見て、純粋に人を信じて愛して、素晴らしいなぁ。

そういえばお母さんは何処へ。ハテナ。

新海誠さんの作品これからも観ていくぞぉ。

君の名は

♡2017年1作目♡

ジャンル SF ラブロマンス

媒体 映画館

小説 君の名は。 (角川文庫)

posted with amazlet at 17.01.17

新海 誠
KADOKAWA/メディアファクトリー (2016-06-18)
売り上げランキング: 30

Amazon.co.jpで詳細を見る

 

正月はたくさん映画観たいなぁと思ってて、近くでやってて評判が良かった「君の名は」を観てみたよ。昔はアニメ映画とか苦手だったけどサイコパスやパプリカなどで特にストーリー性に衝撃を受けたことをきっかけに、今では偏見なしに観てる。

あらすじは美男美女の高校生がある日、体が入れ替わり、日記などを通じてコミニケーションをとって行くと言うお話。そのうち入れ替えがなくなり会いたくなった男の子は紆余曲折あるがどうにか女の子に会いに行くように頑張る。でも実は時空が歪んでいることに気づく。ある事件から彼女を守るためにがんばる。タイムトラベルのいたずらか記憶まで消えて行き会いたくても会えなくて。。

体が入れ替わる話っていうのはこれまでもたくさんあったのだけど、それにタイムトラベルを絡めたり、あとはこの映画の根本、ある伝統を受け継いでいる主人公の実家（神社）と隕石が1200年ごとに落ちるって事が根底にあるのがダイナミックさを追加してくれた気がする。

率直に、物凄く良かった。ファンタジーとリアルのバランス、映像の綺麗さ、繊細さ、キャラクター。フィクションなんだけど実際の地名が出てきたり、現実にあってもおかしくないような事件が起きたり、そこがさらに今私が住んでいる日本、東京だから、妙に現実味があった。正直途中から「え？恋愛に発展するんだ」と拍子抜けしたけど、素敵だなって素直に思えた。友人としても面白かったと思うが、一般人気としてはこれが恋愛に発展していなかったらまた結果が違うのかなあと思ったり。

とりあえず、新年から良い映画観れて嬉しかった。良かった良かった。。

P.S.1 主人公のように神社の子供で生まれたら巫女さんとしていろんな行事に参加しないといけなかったり、家を継がないといけなかったり、同じ日本に住んでるのにほんとに知らない世界がたくさんあるなぁとしみじみ。

P.S.2 実際には存在しないんだけど、糸守町綺麗な街で行ってみたくなった。1つの風景に水、山、空、街が入ってるのって大好き。でもあれは湖じゃなくてカルデラだろうなぁ。ネットを検索してみると参考にしたであろう街がちらほら♪

P.S.3 絵をやってる友人曰く、日本のアニメは奥行きが上手いんだと。

サイコパス

パプリカ

セッター思考 竹下佳江

♡2016年読んだ本46冊目♡

ジャンル スポーツ、リーダー論、自己啓発

元全日本セッター、キャプテンの竹下さんの本。バレーボールにはまってる今、理論や経験者の考えをたくさん学びたくて関連本漁ってるでござんす。

セッター思考 (PHP新書)

posted with amazlet at 16.12.14

竹下 佳江
PHP研究所
売り上げランキング: 32,067

Amazon.co.jpで詳細を見る

いやーーーーーーーー終始感動続きだった。。このタイトルもったいな過ぎでしょう。この本は単にバレーボールが好きな人や彼女のファンに限らず、ビジネスでも活かせるような「リーダー論」「女性マネジメント論」と題した方がピンと来るような内容だった。本当全社会人に読んで欲しい。。。そして社会派ブロガーでいつもリーダーシップの大切さを詠ってるちきりんさんあたりに読んでもらって、もっともっと世に知れて欲しい。きっと絶賛する。

 

昔のスポ根マネジメントの方法を「アタッカー型リーダー」竹下さんの「セッター型リーダー」両方の話が詳しく書かれていた。特に今の時代ならではの女性を含めた多種多様な人がいる労働環境やコミュニティーでは、余程カリスマや天才以外は竹下さんが実行したセッター型リーダーの方が組織にとって効果があるだろう。

 

女性ならではの特徴の話や注意事項の話もたくさんあって、女性が多くいる環境で働くビジネスパーソンにも大いに役立つと断言できる 。例えば、女性は「信用を得るまでは時間がかかるけど、一度信用すると一途について来てくれる傾向がある」とか「決めてしまったら動かないので、迷いがありそうなとき、良いタイミングでアドバイスや話し合いをしないとあっという間に耳を塞いでしまう」とか頷くところ満載だった。私自身あまり女性が多くいる団体の中で長く居たことがなかったのだけど、今は社会人のバレーサークルに所属してて同性もたくさんいるので、セッターとしてもリーダー（ではないけど、そういう協力姿勢は持ってて）としてすぐにでも心得られるようなことが本当に本当にたくさん散りばめられていた。書き方もすごく自然で、竹下さんがずーーっと横で話してくれてるような想像が保てて一気に読了できた。

 

リーダー論に加えて、自伝的な要素も1/3くらいあったかな。竹下さんのバレー歴やこれまでの苦労や栄光もたくさん知れて良かった。ブランクがあったことなんて知らなかったし、セッターとしての面白みが出てきたのが小学校5年生からこのポジションを始めて14-5年後のことだなんてことも驚いた。もっと早くに楽しさに目覚めていたと思ってたが、いったんバレーを辞めて、戻って来てから、それから楽しめるようになったらしい。セッター歴ほぼ1年でブーブー言ったら楽しまなきゃとか言ってる自分が何だか軽薄に思える。

 

22歳の時に全日本に選ばれて、セッターのせいで負けたとメディアやファンからバッシングを受け、本当に可哀想だったな。その時の気持ちを「戦犯のような扱いだった」と言ってて、どんな想いで生きていたのだろうと胸が苦しくなった。同じようなことをサッカーの日本代表も言ってたっけ。。人殺したのかって。ほんと世間は勝手だ。

 

そんな中でも、救う人が現れて、また心を立て直してバレー界に帰ってきてくれた。あの時のJTの監督に感謝だ。それからキャプテンにもなり、また全日本に返り咲き、世界で日本人初のMVPとして輝けたりメダルを獲得できた。

 

TVや試合での印象は、物凄く力強くてぐいぐい引っ張るリーダータイプと思ってたけど、この本を読んで、コミュニケーションの細かさや周りを観察する洞察力、そして自分の成長もみんなの成長も「待つ」ことが出来る忍耐力。そんな細かい細かい丁寧なマネジメント力を持った人なんだなと学べた。それがプレーにも絶対現れてるよね。全て圧巻である。

 

「女性マネジメント論〜セッター思考が役立つ21世紀のリーダー像〜」みたいなタイトルにして再販してビジネス書コーナーに置いて欲しい！！！今までスポーツ、バレーでさえそんなに試合の動画って観たことがないんだけど、これからは竹下さんが出てた時代の映像もたくさん観ていきたいし、本の中で勧められていたように、会場にも積極的に足を運んでみたいな！

 

本当に良い本だった。。感動して眠れなさそう。

 

当分周りのバレー仲間に押し売りすることにしようーっと。