真夜中にシュークリーム - 本と映画の記録

♡2016年読んだ本2冊目♡

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はあちゅう
毎日新聞出版
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主な内容は、彼氏や家族との日々や、書く仕事やその想いの話。学生時代から最前線でブログで成功し、大企業入って、その後ベンチャー入って、独立して・・・って彼女だからこそ、これまではすごく気を張って文章を書いてたと思うし、そのガッツが読者からの期待だったと思う。それがこれまでのはあちゅうブランドの売りだった。テーマはどうあれ、これまで出版された本や半径5メートルの野望では強気の口調でたくましく意気込みや主張が述べられていたのだけど、今回は「まだまだ成長段階にいる1人の頑張る女性」な彼女が等身大に書かれていた。

「小さな幸せをたくさん見つけられるためには、結局は自分の心のコンディションを整える必要がある」いう言葉が印象に残った。世界一周したり、いろんな世界を見て来た彼女が「それでも絶景なんて日常でもある」というフレーズに説得力を感じた。。日常の家族や彼とのひと時や、本当に自分が小さい頃から好きだった「書くこと」「読むこと」に感謝していること、おいしいコーヒーやお茶を安心した心で飲むこと、それを忘れないよう書き留めておくことを心がけてる。私まで心が温かくなって、日常を大切にしようと改めて思えるいい本だった。

ちなみに、この本を読んで、はあちゅうは絶対に成功すると確信した。彼女の何がすごいのかなって考えたら、成功への執着というか、継続する力というか、それが漲っている。結局何でどう成功するとかじゃなくて、彼女はきっと「成功するまでやる」ってこと。だからこの作品の自己PRもすごいし(正直ちょっと過剰なほど)、仮に今回思ったより売れなかったとしても、手を替え品を替えきっと彼女はまた本を出して目標の売上げにチャレンジしてくる。自分が思う成功を達成するまでやり続ける。だからいつかはきっと自分が納得する売上までいけると思う。