ビッグ・アイズ - 本と映画の記録

♡2016年観た映画7作目♡

ジャンル　ノンフィクション
舞台　サンフランシスコ、ハワイ
媒体　TSUTAYA店舗

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ギャガ (2015-08-04)
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いやぁ・・・ストーリーは大体事前にわかっていたものの、見せ方も上手いしすごい映画だった。ゴーストライターならぬ、ゴーストペインターの話。本当にいつの時代にも詐欺の才能がある人はいるもので。。この手のストーリーは好きなんだけど、その心理がますます知りたくなってきた。虚言癖。頭も良いのも才能なのに、物は使いようで、この能力をもっと他のことに活かせないのかなってもったいなく感じる。素の自分を自分で認められない、他人にも認められなかった強迫観念とかから来るものなのかな。子供ってちょろってすぐばれる嘘つくけど、人は成長過程で、社会の中ではどこまでなら言っていい嘘かそうでないか学ぶはずなんだけど、子供のまま大人になったような人が虚言癖を持ってしますのかな。本当は自分が1番自分を認めてないんだろうな。主人公（夫）はひどいことをしたとも思ったけど、なんだか同情してしまう自分がいる。

配役も大大大適任だった。クリストフ・ヴァルツは気持ち悪い程の人たらしな演技が完璧だったし、エイミー・アダムスは繊細で心優しく、そしてどこか、何かに支配されないと生きていけないような自信のない心の弱い妻役でぴったりだった。ティム・バートン監督の美しい映像やちょっとコミカルだけどドラスティックな展開も好きだなぁ。少し怖いシーンもあったけど、基本前向きに描かれてて、観やすかった。今後追って観ることにする。

P.S. 妻役のエイミー・アダムスは第72回ゴールデン・グローブ賞で主演女優賞（ミュージカル・コメディ部門）受賞したんだって！すごい！