ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声

 ♡2016年観た映画10作目♡

ジャンル　ヒューマン、ノンフィクション（ほぼ）
舞台　ニューヨーク、ニュージャージー（プリンストン）

ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声(字幕版)

posted with amazlet at 16.04.25

(2016-04-02)
売り上げランキング: 5,501

Amazon.co.jpで詳細を見る

 

毎日疲れ果てたアル中の若い母親を持つステッド。本当は母親想いの優しい子なんだけど、学校では母親のことでちょっかい出されてて、癇癪持ちになってしまっていた。父親とは1度も会ったことがなく、隠し子として母親だけに育てられていた。ステッドは歌の才能があり、それを見出してくれた学校の先生がオーディションを機会を与えてくれた。ある出来事があって父親との出会いがあったり、それがきっかけで入れた音楽学校で、恩師に出会い。苦境に立たされながらも、ボーイ・ソプラノとしての短い短い一生を乗り切る。決して才能だけの力ではなく、たくさんの葛藤と戦いながら。

 

映画観終わった後に調べてわかったんだけど、この話は恩師役のダスティン・ホフマンの実体験を基に作られたらしい。今は俳優として、監督としてマルチに活躍している彼だけど、こんな幼い時からすごい苦労をしてるんだなってことと、本当にすごい人ってあれこれいろんな才能やエネルギーがあるんだなって改めて思った。才能がある子なんてきっと溢れてるけど、大人が見捨てない、本気で救いたいと思う子には、どこかしら芯の優しさや素直さが備わっている気がした。きっとステッドもそんな子だったんだろうな。

 

すごくいい映画だった。

 

P.S. 少年合唱団はあるけど、少女合唱団がないのは何故？やはりあって当たり前のきれいな女性ソプラノよりも、ソプラノとしての命が短い「ボーイ・ソプラノ」が尊いとされてる文化なのかな。。ちょっとかわいそうな気もするけど・・・。人権侵害とかなければ応援したい。

 

P.S.2 2chのひろゆきさんみたいに☆の評価基準作ろうかなぁ。。。