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本と映画の100本ノック

2016年から「年に100本映画と本に触れるぞ」とスタートした謎の1人企画。質x量を目指して。2016年は・・・

ブリッジ・オブ・スパイ

♡2016年観た映画19作目♡

ジャンル ノンフィクション(政治)
舞台 アメリカ、東ドイツ、ロシア(旧ソ連)
媒体 TSUTAYA店舗

スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演のソ連とアメリカの冷戦時代の実話。交渉力って本当計り知れないなっていうことを今一度思い知れた良いストーリーだった。
 
ひょんなことからソ連からのスパイ疑惑をかせられた人の弁護を受け入れてしまった主人公のジェイムス・ドバノン弁護士(トム・ハンクス)。敵国のスパイを弁護するなんてと家族を巻き込まれて脅迫されたりメディアからバッシングを受ける中、自分が弁護する範囲を越えて、今の状況を両国にとってどう活かせるか、視野をぐいーーーーっと広げた天才。果たして同じ役割を受けても、普通の人は裁判で世論の空気に沿った判決を下させて「はい、終わり」なのだろう。でもドバノン弁護士はそのスパイ?を囮として敵国で帰ってきてないアメリカ人捕虜を交換しようよと交渉する。またついでにと言っちゃ言葉は悪いが、東ドイツにも協力を仰ぎ、ドサクサに紛れて(笑)当時東ドイツに留学してて動けなくなってたアメリカ人学生をも交渉のテーブルにのせる。マイナスからゼロに戻すのではなく、より良くプラスにまでできる方法はないかと模索した。
 
いやぁ・・・アメリカって国は本当小さなマイナスさえも拾ってプラスにしようとする環境の寛大さと、個人の視野の広さがある。さすがより良い人生を求めて海を渡ってきた祖先の血が流れてるとも納得できる。結局最後はアメリカが1番得した?なんて思っちゃう。
 
ストーリーとは別で、特典映像での俳優や監督へのインタビューもすごく良かった。スピルバーグが冷戦時代、小さい頃に感じていたようなことも脚本に落としていた。シビアで論理が固められたように一見みえるストーリーなんだけど、そういう人間の根本の暖かみや純粋さを取り入れるのが彼らしいなとほっこりした。
 
すごーーーーーーく良い映画だった。。マイナスをゼロにするのではなく、プラスに出来ないかという視野を持てる自分でありたいなと思った。いやぁー良い映画にまた出会えて嬉しい!アメリカ・ソ連の関係や東西ドイツの歴史は詳しくないので勉強していきたいなぁ。

P.S. それからドバノン弁護士はキューバのアメリカ人捕虜解放の交渉人としても選ばれて1100人余りのアメリカ人を国に返せたとか。。キューバ側からも「彼なら話を聞こう」という姿勢があったらしい。。