性犯罪被害にあうということ

♡今年読んだ本28冊目♡

ジャンル ノンフィクション

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性犯罪被害にあうということ (朝日文庫)

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小林 美佳
朝日新聞出版
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衝撃的なタイトル。実名顔出しで永遠に解決されないようなループで苦しんでいる。どこかの誰かが、性犯罪は生き地獄って言っててそれをすごく思い出した。余程の致傷がない限り日常に戻るのだけど、無理矢理されたということが大きな心の傷となり人によっては自殺に追い込むことも。自分は完全な被害者なのに、自分が汚れた(汚された、のに)、自分が歪んだ、と思ってしまう。ただ傷付けられただけなのに、自分は悪くないのに家族や世間に、後ろめたい感情をずっと抱いてしまって自己肯定感を失う。悪いことは悪いのに被害者に対して薄着してたから、夜歩いてたからって頭ごなしに叱るのも最低だと思う。そんな上辺の問題で弱いものだけが気をつけなきゃいけない社会なんて最低。どんな問題にも共通するかもしれないけど、短期、長期、ミクロとマクロと大きなの視点を持って根本解決を考えていきたいと思った。勇気を持って自分の悲しい体験談を語ってくれたことに感謝。

 

全ての犯罪含め、性犯罪の解決はどうしたらいいのだろう。モグラ叩きになっちゃうが、パイプカットとかもっと実用的な解決法じゃないと無理なんじゃないかなと。浅はかかもしれないけど、癖ってそう簡単にカウンセリングや罰を与えて治るのかなと疑問に思う。それこそ、最近観た映画の影響だけど催眠術とかでどうにかならないのかな。

 

1日も早く全ての暴力事件がなくなりますように。