仕事休んでうつ地獄に行ってきた 丸岡いずみ

♡2016年読んだ本45冊目♡

ジャンル エッセイ、メンタルヘルス

媒体 Kindle Unlimited

仕事休んでうつ地獄に行ってきた

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丸岡 いずみ
主婦と生活社
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うちの家系は鬱経験者がいるから、遺伝子的には自分もなりやすいかなと思ってたまにこういう本を読んでる。

 

丸岡さんはアナウンサーで今人気の水トちゃんみたいな明るく元気なぽっちゃりキャラでテレビで観てたので、鬱を経験をしてきた人と知って驚いた。ずっとアナウンサーとしてのみのキャリアと思ってたが、若い頃は刑事みたいな、ニュースの現場に張り付いての調査の仕事もやってたみたいでめちゃくちゃ体育会系！男勝りな働きっぷりにあの可愛らしい顔とのギャップにまたまたびっくりした。文章を読んでる限り、責任感があってのめり込むタイプ。四六時中仕事に没頭してたとかで、ある日プツッと切れちゃったそうな。

 

そんな中、実家に戻り、家族やそして今の旦那さんとなる映画コメンテーターの有村昆さんが支えてくれてたとのこと。本当に帰る場所があって良かったなぁ。

 

そして頑張り屋さんなゆえに、頑固なところもあるなと見受けられた。お医者さんの指示に素直に従わなかったり、処方箋やアドバイスを疑ったりしてた。もしかしたら、身体の訴えや周りからのアドバイスなどもあったり、ここまで心が折れる前に予兆があったかもしれないけど、自分で頑なに頑張ってて見逃していたのかもね。

 

治ってまたお仕事復帰できて本当に良かった。

 

日頃から体調管理や心のケアしていこうと改めて思った。

 

ちなみに日本人にはセロトニントランスポーターという不安を和らげるポジティブ物質が世界一少ないらしい。。

 

http://next49.hatenadiary.jp/entry/20151130/p1

 

セッターの教科書: メンタル編

♡2016年読んだ本44冊目♡

ジャンル スポーツ、自己啓発

媒体 Kindle Unlimited 

セッターの教科書: メンタル編

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この1年半バレーボールにはまってて、去年下半期は週2回、今年は週3でどうにかコンスタントに練習できてるんだけど、バレー理論も今一度学びたくなって、教科書的なものを今いくつか読んでる。現場だけになっても視野が狭まるし理屈だけになっても身体がついていかないし、だからこうやって視野の上げ下げ？を定期的にやることが大事だなと思うし、そうしながらじゃないと向上していかないかもと思う。それは仕事なんかにしてもそうかもなぁ。

 

この本は男子バレーで中学全国優勝、高校準優勝を果たした著者が書いたセッターメンタル本。アタッカー5年間やってダメダメで、セッターになってなんと1年で全国優勝したそうな。そこらへん始めの頃の話とかもっと聞きたかったなぁ。あまりのボリュームの薄さにびっくりした。Kindle Unlimitedだったから良かったものの、正規の1,250円でこれ読んでたら激おこプンプンまるだな(古)。業績についても繰り返し書かれてるので、そこ省いてもっと本質的な話して欲しかったなぁ。ちと残念。でもまぁそんな中でもメモをいくつかとったのがこちら↓

 

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良いチームはマナーも良い

 

そもそも勝ちたい？(ここかららしい。私もこの質問去年くらいに聞かれた) 「ギリギリ勝つ」だとダメ。圧倒的に勝つつもりでいる。

 

モデリングー観察して真似る。丁寧なパスの習得。

 

感覚をフルに使ってイメージする。視覚、聴覚。自分の記憶方法に向いてる感覚を使って練習や試合の前にイメージしておくと尚良い。

 

壁なんてそもそもない。できるようになるまで時間の許す限り練習するだけ。

 

自分には能力があると思いこむ。

 

人として明るい所、良い行いをする人には運や流れがある。

 

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なんとなく、これを機に改めて自分の経験をまとめてみた。

 

<私のバレーボール人生>

 

小4-5: 練習は週1あるかないかで6年生以外はボール拾い、マラソン、筋トレくらい。サーブもやったことあるかさえも覚えてない笑

 

小6: 練習は週2-3。監督は週1くるかこないか。いよいよ自分達の時代と思いきや、チーム分裂とかゴタゴタが多くてちゃんとした練習した覚えがない。試合は年に3回くらい。

 

中1: レフト。経験者が1人もいなくいきなりキャプテンに。その割にはみんな才能あって上手い選手が多かったな。1年生大会で30校くらいのち上位にいく。フォームが悪いとオーバーから打ち方まで徹底的に直した。

 

中2: レフト。上が人数少なかったこともありレギュラーの半分くらいが1年生のチームになった。私を含めて下の代の子1-2名が毎試合に出てた。新しいコーチが来てレシーブ強化のチームになったが私は相変わらずレシーブは下手だった。スパイクだけエースでよくストレート打ちを強化されてた(引退までの短い期間の中、「おめーここだけは頑張れよ」的な意味だと解釈)。コーチと監督がもめたり、外部から教える人が来たり、みんな上手くはなってたけど目的や方向性の違いにちと混乱したかも。あと途中からキャプテンじゃなくなった。「メンタル弱いからエースだけに特化していい、みんなのケアはできる人に任せて」みたいな理由だったけどほんとはハテナ笑

 

中3: レフト。平行とBばかり。ストレート打ちばかり。あまり勝てずに自分達の時代が終わった。悲しかった。ちょっと1匹狼系だったので、同じモチベーションで頑張ったり話し合える仲間だったら良かったなと思うけど、今でもあの時のメンバーは仲良しだし、みんな良い人だった。目標が一定じゃなかったのかもなぁ。

 

高1: レフト。4ヶ月。練習は基本週5-6。いきなり3年生チームに入る。進学校だから初心者も入れたレクレーション風なチームだったけど、今思えばそれでも最後はある程度仕上がってたので監督の教え方や練習メニューは良かったんだろうな。短期間でみんな伸びてた気がする。こちらも1年生大会で30校くらいのち準優勝した。

 

ここで私は留学してアメリカの高校でセッター3ヶ月。まず英語がわからないので、ホワイトボードでポジション確認をするといった感じ。背が高い人だらけで背が1番低い2名がセッターに。私はその中の1人。セッター初心者なので、「なんでもいいから、オープンでいいからあげて」的な存在だったと思う。ちなみにもう1人のセッターが親友になって、今でもよく会う(^^)

 

高2: 数ヶ月のみバレー部へ復帰。日本の高校に復学してバレー部に参加するものの、レクレーションちっくだし、大学進学とかバイトとかバレー以外の興味が多過ぎて辞めた。

 

そして、大きくブランクがあり、社会人バレーへ。25歳の時に知り合いの紹介で遊びに行ったチームがたまたま強いチームだったが仕事が忙しくて余裕がなく、月1とかで練習参加。試合に1-2回出たがメンバーは固まってるのでベンチとかピンチサーバーだった笑 真冬に短パンユニフォームできつかった思い出。。そのうち隣町へ引っ越したりで辞めた。

 

そのあと27歳、新しい地域で家のすぐ裏の小学校で社会人チーム見つけて、なんとなく数回遊びに行ったけど試合とは無縁。その後も引っ越しが重なったりで自然淘汰。

 

そして今、去年2015年32歳の夏にどハマりしてcontinued... セッターとしてスタートして、2016年はほぼ毎月大会に出て、今はレフトアタッカーとセッターやってる。その日出るメンバーによってポジションは変わるのだけど、両方上手くなれたら理想。完璧に1つのポジションやってもいいけど、チームプレーだかは本当メンバーとの兼ね合い、上手い下手、出る大会のレベルとかにもよるけど、社会人アマチュアで物凄い強みのある人以外は2つくらいポジション出来た方がいいんじゃないかなと私は思う。

 

2017年はどうなるかなぁ。とりあえずダイエット継続とセッターとして、アタッカーとしても頑張りたいな(^^) 

 

女子をこじらせて 雨宮まみ

♡2016年読んだ本43冊目♡

ジャンル エッセイ、恋愛

媒体 Kindle Unlimited

 

女子をこじらせて (幻冬舎文庫)

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雨宮 まみ
幻冬舎 (2015-04-10)
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女性作家の雨宮まみさんが亡くなられたとのツイートをみて、エッセイというジャンルは好きだったし名前も聞いたことあったのに、悲しいかな今初めてどんな本を書くのだろうと読んでみた。。

 

AVライターという珍しい肩書きを持つ雨宮さん。書くことは好きで、そして性に関して幼い頃から物凄い興味があって、その２つが合わさる職業に出会った経緯でそういう仕事に就いたとのこと。何十本もAVを観て、本や映画と同じようにレビューをネットや雑誌などで書いたり、女優、男優、監督へのインタビュー記事を書いたりってことをしてた。その出版社に入ることが決まった時は想像力の豊かさから、「AVに関する雑誌なんか作ってる会社だから毎日社内で乱行とか行われてたらどうしよう」「AVで観たことあるようなオフィスのシチュエーションで、きっとコピー機にしがみつきながら後ろから犯されるんだわ私！」とハラハラそして変にドキドキして働き始めたかどっこい。皆さん日々真面目に地味に働いてるのに心なしか少し落胆。ってところ笑ってしまった（≧∇≦） 確かにこじらせてる！

 

こういっちゃーおしまいでしょって話かも知れないけど、もっと自由に生きれたら良かったのにな。全肯定してくれる親御さんや尊敬してくれる弟さんもいたのにな。

 

とりあえず、人間って複雑や。。って今一度思ってしまった一冊だった。

 

もう亡き人だなんて、すごく残念だな。。また彼女の遺してくれた作品読んでみるね。

 

ご冥福をお祈りします。