本と映画の記録

質x量のとりあえず量!

オンナは苦手 ひろゆき 田母神俊雄

♡2016年読んだ本47冊目♡

ジャンル 社会 政治

媒体 スマホアプリ(Kindleが流行る前はスマホアプリとして本が売られてたなぁ)

 

オンナは苦手。
オンナは苦手。
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西村博之 田母神俊雄
李白
売り上げランキング: 282,364

なんつータイトルや笑 女についての話はほとんどないに等しいのだけど、とりあえず田母神さんは女房にうんざりしててとうの昔に愛は終わったと断言して、ひろゆきは彼女を愛しているように感じた。今は結婚してシンガポール→フランスへと移住したね。

この本の9割は国防の話。自衛隊のあり方、核、外交、etc... 多岐に渡るけど、大まかにどうやって国を守っていくのよ、という内容でのディスカッションだった。私自身自衛隊には知り合いや親族がいたりと縁がないわけじゃないんだけど、こうやって中にいた人にあれこれ仕組みや考えを聞くのは初めてだったので新鮮だった。人は物事理解するためについカテゴライズするのが好きなのだけど、右翼左翼とかどうでもいいし、とりあえず戦争はしないで、みんな平和に生きようよって思う。

田母神さんは、自分の国は自分で守らないとって意見で、ひろゆきさんはそんなみんなに訴えても無駄じゃない?その時々で都合いい環境や国に移動しようよ、という意見。どちらの意見もわかるけど、ミクロとマクロ行ったり来たりして論理をつなげるのがちと大変だった。私はどちらかといえばひろゆきさん寄りの意見だし、そのように国や組織に縛られなくなるべく平和に生きたいとは思う。だけど、田母神さんみたいに、1つの国の在り方を問いただす人もきっと必要なんだな。

<<以下メモ>>

・国際社会においては「俺が悪かった」と言ったら「そうだお前が悪い」のみ。日本人みたいに「いや、俺の方こそ」と歩み寄るはずがないと。→ひろゆき 長期的な関係築くならお互いが「これは貸し」と認識あわせて譲歩できると思う

よその国の軍隊は禁止規定(ネガティヴリスト)で、日本の自衛隊というのは世界で唯一根拠規定(ポジティブリスト)で動く。禁止規定は、「これ以外はやって良い」で動いてるのでいろんな状況に独自で判断し対応できるが日本の自衛隊はできない

日本以外では、大きな国では外国人にマスコミの株を持たせないようにしてる

人間というのは周りの環境に左右されるので、頑張る人の中に1人だけ頑張らないということができにくい

自衛隊再就職センター 自衛隊周りで仕事を委託してる民間会社かたくさんあり、そこへ推薦枠のようなものがある。あと53歳で定年としたら、60まで貰うであろう分の給与の1/3が国から保証されてる

階級が上がれば定年が少しずつ上がる

アルソックの社長は元内閣情報室の局長。自衛隊からもかなりの人が再就職してる。

アメリカでも元CIAが民間警備会社を作ったりする

国の戦争へ軍事会社の介入ー死んでも戦死扱いにならない、国の軍より先に行って状況を整える役目を委託されることがある

航空自衛隊の犯罪率は一般の10分の1 

戦争をやりたがるのは大体政治。支那事変の時も軍は戦争やりたくなかった

政治家が自衛隊に半年いかないといけないと言う法律を作ったら戦争はなくなると思う

金がやるべき事は安全保障と外交である。軍事力があって初めて外交交渉ができる

日本の防衛費は5兆円

東京の大学には原子炉がいくつもある

・女性関係なんかに比べたら会社の場合は合意ラインと撤退ラインがあるから揉め事も大したことない

言の葉の壁

♡2017年映画2作目♡

ジャンル 青春 ラブロマンス アニメ

媒体 Hulu  

前日に映画館で観た「君の名は」が良かったので同じ作者の作品を観てみたよ。前々からHuluにあって気になってたしね♪ 

高校1年生の男性と27歳の女性が主人公。雨の日に新宿御苑でなんとなく同じ場所にいて、それぞれのことやってて、ある日少しだけ話したことがきっかけで仲良くなって。

純愛だった(^^) 新海誠さんは純愛を描きたいゆだろうなぁ。すごく綺麗なストーリーだった。 みんな、歳や身分なんて関係なく、素敵な関係を築けたらいいのにな。あぁ、こんな物語に触れると心が洗われるような気がする。純粋に夢を見て、純粋に人を信じて愛して、素晴らしいなぁ。

そういえばお母さんは何処へ。ハテナ。

 

新海誠さんの作品これからも観ていくぞぉ。

君の名は

♡2017年1作目♡

ジャンル SF ラブロマンス

媒体 映画館

小説 君の名は。 (角川文庫)
新海 誠
KADOKAWA/メディアファクトリー (2016-06-18)
売り上げランキング: 30

正月はたくさん映画観たいなぁと思ってて、近くでやってて評判が良かった「君の名は」を観てみたよ。昔はアニメ映画とか苦手だったけどサイコパスパプリカなどで特にストーリー性に衝撃を受けたことをきっかけに、今では偏見なしに観てる。

あらすじは美男美女の高校生がある日、体が入れ替わり、日記などを通じてコミニケーションをとって行くと言うお話。そのうち入れ替えがなくなり会いたくなった男の子は紆余曲折あるがどうにか女の子に会いに行くように頑張る。でも実は時空が歪んでいることに気づく。ある事件から彼女を守るためにがんばる。タイムトラベルのいたずらか記憶まで消えて行き会いたくても会えなくて。。

 

体が入れ替わる話っていうのはこれまでもたくさんあったのだけど、それにタイムトラベルを絡めたり、あとはこの映画の根本、ある伝統を受け継いでいる主人公の実家(神社)と隕石が1200年ごとに落ちるって事が根底にあるのがダイナミックさを追加してくれた気がする。

 

率直に、物凄く良かった。ファンタジーとリアルのバランス、映像の綺麗さ、繊細さ、キャラクター。フィクションなんだけど実際の地名が出てきたり、現実にあってもおかしくないような事件が起きたり、そこがさらに今私が住んでいる日本、東京だから、妙に現実味があった。正直途中から「え?恋愛に発展するんだ」と拍子抜けしたけど、素敵だなって素直に思えた。友人としても面白かったと思うが、一般人気としてはこれが恋愛に発展していなかったらまた結果が違うのかなあと思ったり。

 

とりあえず、新年から良い映画観れて嬉しかった。良かった良かった。。

 

P.S.1 主人公のように神社の子供で生まれたら巫女さんとしていろんな行事に参加しないといけなかったり、家を継がないといけなかったり、同じ日本に住んでるのにほんとに知らない世界がたくさんあるなぁとしみじみ。

 

P.S.2 実際には存在しないんだけど、糸守町綺麗な街で行ってみたくなった。1つの風景に水、山、空、街が入ってるのって大好き。でもあれは湖じゃなくてカルデラだろうなぁ。ネットを検索してみると参考にしたであろう街がちらほら♪

 

P.S.3 絵をやってる友人曰く、日本のアニメは奥行きが上手いんだと。

 

サイコパス

パプリカ